冠婚葬祭
Q&A

お見舞い

Q.病気見舞品のタブーはありますか。

嫌われる花・数を避けて。

花はお見舞いの定番ですが、色や香りの強い花、大きな花束は避けましょう。
お見舞いに適さないという花の種類にも、さまざまな俗説があります。例えば、シクラメンは「死」や「苦」を、菊は「葬儀」を連想し、紫陽花は「色があせる」、椿は花が落ちるときの様子から「首が落ちる」と嫌う人がいます。根のついた鉢植えも「寝つく」といって嫌われる場合があるようです。
切り花の本数も、4、9、13本は避けるようにします。
病人にとって、パジャマは唯一おしゃれが楽しめるものなので、長患いの人には適した贈り物といえますが、お年寄りなどは「長く寝る」からと嫌う場合があるので、あまり親しくない人には贈らないほうが賢明です。
アレルギーの人も増えていますので、毛ばだったぬいぐるみも適しません。

Q.災害・火事見舞いには何がよいでしょうか。

必要な衣類・食料品を「すぐ」に。

災害は突然やってくるものであり、その日から困るものですから「すぐに」というのがお見舞いのポイントであり、マナーです。
災害の度合いにもよりますが、まず通常の生活を早く取り戻せるような手助けを考えましょう。例えば、復旧作業を手伝うとか、 休息の場を提供するなどです。近所であれば、電話や洗濯機などの遠慮ない使用を申し 出れば喜ばれると思います。
お見舞いの品は、とりあえず必要となる衣類、食料品がいいでしょう。
災害で家財を 失った人には、すぐに役立つ日用品や生活必需品が理想的です。子供がいる場合には、学用品やおもちゃを贈ると喜ばれます。
遠方のためにすぐに駆けつけられないなど、あとからお見舞いをする場合にはやはり現金が役立ちます。お見舞い金を包むときは、とくに体裁を整える必要はありません。封筒に入れて「お見舞い」と表書きを。

新築・新居購入祝い

Q.新築・新居購入祝いはどういうものを贈ればよいでしょうか。

なるべく贈られる側の希望を聞いて。

新築・新居披露に招かれた時にお祝いを贈ります。身内や親類などは少しでも協力するという意味から、新居に必要な照明器具やカーテン、カーペットなどのインテリアの一部クッションや庭木などが適しているでしょう。兄弟姉妹でお金を出し合えば豪華な贈り物 が可能になります。
また、実際に住んでみてからのほうが選びやすい品もありますから、目録かカタログ (カタログギフト)を先に贈って選んでもらうのもよいでしょう。
友人や知人の場合は、花瓶や時計などは趣味に合わなかったり、ダブる可能性もあるので、実用品や消耗品を贈るのが無難でしょう。もし調度品を贈るなら、上等なお盆や茶托など、少し高級な小さめの品を。
実用品としては、スリッパやタオルなど。趣味がまったくわからないときは、ワイン やお酒、鉢植えなどなら、まず歓迎してもらえます。

帯祝い

Q.帯祝いとはなんですか。

妊娠5ヶ月目の成の日に子供の無事出産を願って行います。

安産と子供が丈夫に育つ事を願って妊娠5ヶ月目の戌の日に行われます。お産が軽く多産な犬にあやかっての習慣と言われています。お腹の安定のためにさらしの腹帯を巻きますが、最近ではガードル型・コルセット型等を着やすいものが出回っています。
双方の両親を招待してお赤飯などでお祝いしますが、夫婦2人だけで祝膳を囲むのもいいでしょう。
お祝いをいただいた場合、とくにお返しは不要ですが、「帯内祝」「着帯内祝」と表書きしたお赤飯を配ります。

出産祝い

Q.出産祝いはどういうものを贈ればよいでしょうか。

子育てを支援するものを出産後一ヶ月以内に。

祖父母の場合、出産準備を手伝うという意味で、子育ての準備品購入を助けたり、入院費用のたしにと現金を贈る事も多いようです。 「兄弟姉妹や親族などは、予算に合わせた品をいくつか選んで両親に選んでもらうのも親切。
友人や知人なら、ベビー服やおもちゃ、育児用品等を贈るのが一般的。
大切なのは、子どもを育てる両親の意向を無視した贈り物をしない事。これが大切です。子供の母親をねぎらうために好みを聞いてプレゼントするのも気が利いています。

Q.出産祝いのお返しはいつ頃すればよいでしょうか。

約1ヶ月後に「内祝」として。

地方によっても異なりますが、1か月後くらいに内祝を贈り、お祝いに対しての感謝とします。
目安は、いただいた品の半額から3分の1程度。
身内には、子どもの写真を添えた写真立てや漆器などの記念になる調度品を。
友だちには、好みも考えて家庭用品やルームアクセサリーなど、仕事関係者や近所づき合いという間柄なら、鰹パックや紅白の砂糖、ワインなどの祝儀用食品、タオルなどの実用的な家庭用品が一般的です。カタログギフトもよく使われます。
贈る品には紅白蝶結びののし紙に「内祝」と表書きし、子どもの名前をその下に書きます。

お中元・お歳暮

Q.お中元・お歳暮を贈る時期はいつ頃でしょうか。

お中元は6月下旬〜8月15日。
お歳暮は12月25日までに。

日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを込め、またご無沙汰している方へのあいさつも兼ねて、交流を深める目的の贈りものがお中元・お歳暮の習慣です。
お中元・お歳暮がほかのギフトと違うところは、贈る時期が決まっていること。
お中元ならば、6月下旬から7月15日までに贈ります。ただし、旧盆の習慣のある関西などでは、1か月遅れの8月15日までに贈ればいいでしょう。
また、お歳暮は12月に入ってから25日くらいまでに届くようにしたいものです。
大切なのは相手への思いやりですから、贈る相手の習慣に合わせて、臨機応変に対応するのが好ましいでしょう。
かけ紙はのしのついた紅白の蝶結びで、表書きは「御中元」「御歳暮」とします。
特にお世話になった方には都合を聞いたうえで持参し、日頃のお礼を伝えたいものです。しかし、最近ではギフト店やデパートなどから宅配してもらうのが主流。
託送するときには、別便で送り状を出すことを忘れないようにしましょう。送り状にはあいさつのほかに、いつ、何を、どの店から贈ったのか、配送会社はどこかなど、できるだけ詳しく書き添えます。また、送り状は品物が到着する前に届くよう早めに出すことが大切です。

Q.お中元・お歳暮を贈る時期を逃してしまいました…。

お中元は「残暑見舞」、お歳事は「寒中見舞」として。

お中元は6月下旬から7月15日(ただし地方によって異なります)までに到着するように送るのが普通です。7月15日を過ぎた贈りものは「暑中御見舞」、8月に入って立秋を過ぎたら「残暑御見舞」として贈れば、まず問題ないでしょう。
お歳暮は12月25日までに到着するように送るのが普通ですが、12月に入ってから、できればあまりあわただしくない20日くらいまでに贈るようにします。12月中旬以降、年の瀬がおしせまってしまったら、お歳暮の代わりに「御年賀」として新年に贈ることもあります。さらに年が明けて時期を逃してしまった場合には、小正月を過ぎてから立春を迎えるまでの間に「寒中御見舞」として贈るといいでしょう。
最近はシーズンにこだわらずにカードを添えて贈り物を贈るのも素敵なおつき合いのスタイルです。

Q.贈りたい相手が喪中の時も贈ってもよいのでしょうか。

お祝いではないので贈ってもOKです。

ただし、弔明け前なら時期をずらし、四十九日を過ぎてから「残暑見舞」や「寒中見舞」として贈るといいでしょう。
残暑見舞い・寒中見舞いを贈る場合も、近くの方ならお伺いして、遠方の方なら遺族の方を慰める言葉を添えた手紙を出すのが好ましいでしょう。
反対に、贈る側に不幸があった場合にも、弔明け過ぎに例年どおりお中元・お歳暮を贈ります。

結納

Q.結納品は どうすればよいでしょうか。

関東式・関西式があります。

地域性が強く反映するものですので、親の意見も交えて決めましょう。

【関東式】
金包と祝儀品とともに白木台にのせる形が一般的です。結納品は長のし、金包、鰹節、するめ、昆布、友しらが(麻ひも)、末広、柳樽料、目録の九品を整えます。特に東京で は男性からの「帯料」と女性からの「袴料」を同時に交換するのが習慣です。

【関西式】
各地それぞれに特徴があり、京都や大阪では小袖料(結納金)、松魚料、柳樽料の三つの金包にのしと末広がついた形が基本。ひとつずつ白木台にのせ、3台や5台といった形で整えます。
関東地方と大きく違うのは、関西地方では結納金の一割程度を基準に飾り台を用意するという点です。こうすることにより、飾られた結納品を見れば結納金の見当がつくわけです。
女性からは受書を出し、結納金の一割程度を和合紙の上に添えて仲人へのお礼とします。 お返しは後日改めて吉日に(荷送り・挙式当日)に持参します。

※どういうスタイルにせよ、お互いの意見を尊重しながらすすめていきましょう。

引出物

Q.引出物はどんなものを用意すればよいでしょうか。

引出物は趣味がよく、荷物にならないものを。

引出物は、披露宴の招待客にその場で贈るものですから、お年寄りや遠方から列席する方たちのことも考えて、かさばらず軽いものを選びたいものです。
一般的には、食器など記念になる品にお菓子を添えて5〜6千円程度が多いようです。記念品を選ぶポイントとしては、しゃれた実用品や気の利いた調度品で、多くの家で使うもの、いくつあってもいいもの、自分では買わないけれ ど便利な品や楽しい品がいいでしょう。
また最近の傾向として、カタログを見て品物が自由に選べるカタログギフトの人気が上昇しています。軽くてかさばらないこと、品物が選べるといった点のほか、予算に合わせたコースが揃っているので贈る側の便利さも受けているようです。

結婚祝い

Q.結婚祝いはどうすればよいでしょうか。

品物か現金かはケースバイケースで。

親しい間柄の場合、相手に希望を聞いて贈ると喜ばれるでしょう。
先方の好みが分からない場合は現金・商品券が無難です。
会費制の祝賀会やパーティの場合は会費がお祝いになります。お祝いの金品は挙式の一週間前くらいまでに届くようにします。

Q.結婚祝いの品選びのコツは?

なるべく希望を聞きましょう。

同じ物が重なったりしないように、親しい間柄ならば希望の品を聞いてあげます。
聞けないときは新生活に必要ないくつあっても困らないものにします。
自分の好みを押し付けたりせず、相手の立場に立った品選びがポイントです。

Q.結婚祝いに贈ってはいけないものはありますか?

今ではあまりありません。

昔は結婚祝いの贈り物には、切れる、こわれる、裂けるなどを連想させる刃物や陶器、ガラス器、ナイフとフォークセットなどは嫌われていました。しかし今では、これらのものもどんどん贈り物に使われています。縁起をかつぐ人でなければ気にする必要はありません。
それよりも意外と気づかないのが、新郎新婦の会社のライバル社のもの、異性に贈るときのアクセサリーや下着など身に着ける品。これらの品は避けるのがマナーです。

Q.のし、水引は?

表書き(のし上)は「寿」、水引きは結びきり。

表書きには「寿」「御祝」「御結婚祝」等、筆か筆ペンで濃く書きます(薄い文字は弔事用です)。
金額は中包みに明記します。
水引きは10本の結びきりに。色は金銀、紅白、金紅等(最近はいろいろ種類があるようですが、金銀が一番格式が高い)。
なるべく新札を使って、4万円、9万円等は縁起をかついで避けましょう。

お返し

Q.結婚祝いのお礼はどうすればよいでしょうか。

いただいた金品の半額程度。

感謝を込めて内祝いを贈ります。表書きには「内祝」とし、夫婦の姓名を書きます。
遠方の場合は礼状を添えて。挙式1ヶ月以内には届くようにしましょう。
親しい友人達は、新居に招いて手料理でおもてなしするのも交友の輪が広がります。

Q.内祝いの品選びのコツは?

もらってうれしい品選びを。

内祝いの品物は、相手との関係によって選びます。
親しい方には記念になるような調度品・家庭用品を。近所には実用品、年配の方には鰹節などの祝儀用品が無難です。
最近はカタログを見て選んでもらう内祝品が予算に合わせたコースから選べて喜ばれるようです。

Q.お世話になった方へのお礼はどんなものを選べばよいでしょうか。

負担された費用と祝いを下回らないように。

少なくとも先方が二人の為に支出した実費と、いただいたお祝いを下回らないように。
挙式当日だけならば、5〜10万円、婚約にも立ち会ってもらったなら10〜20万円を目安に。
また職場内などの通例も無視できません。多すぎると先方は負担に思うし、少なければ失礼です。
このお礼は男女で折半して出します。金銀か紅白の結び切り水引きの金包みに、表書きは「御礼」とし、2人の新しい姓名を連署します。
媒酌人が遠方の方など、すぐにお礼に伺えないときは、披露宴が終わったあと、その場で席を設けるなどして贈ります。この場合は、旅行から帰ったらお礼と報告の手紙をだし、旅行のおみやげを贈るといいでしょう。